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月極賃貸(マンスリーマンション・マンスリー貸家)がお得な理由(比較)

月極賃貸住宅(マンスリーマンション・マンスリー貸家)・ウィークリーマンション
vs
通常の賃貸住宅(賃貸マンション・貸家)
vs
シェアハウス・ハウスシェア
vs
ゲストハウス(簡易宿所)、民泊、マンガ喫茶、健康ランド仮眠室など
vs
ホテル・旅館

月極賃貸(マンスリーマンション・マンスリー貸家)と通常の賃貸マンション、シェアハウス、ゲストハウス、ホテル・旅館などとの簡単な比較を簡単な表にまとめておくことにします。入居までの流れ、手続き、費用、設備や住環境、管理などの面から比較してみました。

当方は、格安長期旅行の愛好家。日本国内では、そんなに長期滞在の経験はないのですが、若かりし頃、ロンドンを中心に欧州各地、アジア・アメリカなどにゆっくりと滞在した経験などをもとにして、マンスリー賃貸とシェアハウス、ゲストハウスやホテルなどとの比較を試みました。エグゼクティブなビジネスマンの方には、無用の視点かもしれないですが、過剰なサービスは不要で、なるべく安く見知らぬ土地に長期間滞在したいという視点から、比較を試みています。当方の体験には限りがあり、伝聞にもとづくものもや、当方のの体験が古い場合もあり、実態と乖離している場合はご容赦下さい。


  通常の賃貸住宅
賃貸マンション・貸家
月極賃貸住宅
マンスリーマンション
ウィークリーマンション
シェアハウス
(長期滞在ゲストハウス)
ハウスシェア
ゲストハウス(簡易宿所)
民泊(airbnb/エアビー)
マンガ喫茶・健康ランド仮眠室など
ホテル・旅館
入居までの流れ
手続き・契約
大変煩雑。通常、不動産仲介事業者の店舗へ出向き、物件を内覧、その後、契約書に記入・捺印等が必要であるだけでなく、住民票や印鑑証明書、源泉徴収票などの所得証明が必要で、連帯保証人も必要な場合が大半。 通常、契約は郵便もしくはオンラインで可。初期費用の支払いが銀行振込みかクレジット決済可能。通常、連帯保証人は不要で、入居審査は簡潔。支払い能力があれば、無職でもOK。 手続きは、どちらかというと、一般の賃貸住宅よりも簡略な所が多いように思いますが、共同生活を行うため、管理者との事前面談・審査が必要な所あり。 空きがあれば、当日でも受付可。通常、保証金・キーデポジットなども不要。審査なく、誰でもOKな場合が多い。 空きがあれば、当日でも受付可。電話・ネットで予約が完了。身分証などの提示は不要。誰でもOK。旅館業法によって、怪しい人物であっても、拒否できない。
利用期間 通常、1年契約や2年契約。1年未満に退去した場合は、敷金を償却される場合あり。 通常、1ヶ月以上から長期滞在も可能。ウィークリー利用が可能な場合もあり。 通常、長期利用が前提の場合が多く、短期の場合は、保証金を償却される場合あり。 1日からの短期滞在が可能。 1日からの短期滞在が可能。
初期費用 敷金・礼金が必要な場合が多く、早期解約時は敷金も償却される場合あり。この他、仲介手数料、火災保険料、保証会社手数料などが必要な場合もあり、家具・家電の購入や、引っ越し代も必要で、初期費用が高くつく。 保証金は必要な場合があるが、通常、仲介手数料などは不要で、初期費用は、通常の賃貸住宅に比べて少ない。家具家電の購入費、引っ越し費用も少ない。 マンスリーマンションと同様、保証金が必要な場合があるが、敷金・礼金、仲介手数料、火災保険代、保証会社手数料は不要。 初期費用ナシ。 初期費用ナシ。
賃料
水道光熱費
共益費
水道、電気、ガスなど自分で契約する必要があるが、長期で居住する場合は一番合理的。ネットも自分で回線を申し込む必要がある場合が多い。 家賃は、通常賃貸よりも割高だが、礼金不要で、水道・電気・ガスなどの契約も不要。WIFIの利用が申し込み不要で、無料であることも多い。 賃料が安い場合があるが、水回りが共用のため、浪費家のシェアメイトがいると割高になることもあり、フラストレーションが溜まる場合あり。 ホテル・旅館よりも割安。長期滞在すると、割引になる所もあるが、マンスリーマンション、シェアハウスよりも、割高になることが多い。 短期滞在、長期滞在を問わず、ゲストハウスや民泊、マンガ喫茶、健康ランド仮眠室などよりも割高。長期だと、マンスリーマンションが断然お得!。ネット環境が悪い所もある。
想定される具体例
(京都AbcdeFlatワンルームの場合)
例えば、月額家賃4万円、共益費5000円、想定水道光熱費1万円。敷金・礼金各1ヶ月分。仲介手数料・火災保険代・保証会社手数料8万円(保証会社の利用は場合によりけり)。家具・家電購入費・引っ越し代20万円、1ヶ月入居の想定初期費用41万5000円(敷金償却)、6ヶ月間入居で69万円(敷金償却の場合あり)。1年間入居で102万円。 例えば、月額家賃(共益費・水道光熱費込み)6万円、保証金2万円。1ヶ月入居初期費用8万円(退去時保証金返却)、6ヶ月間入居36万円(退去時保証金返却)。1年間入居72万円(退去時保証金返却)。 例えば、月額家賃5万円、想定水道光熱費・共益費2万円(水回り共用のため、業者清掃費が共益費に含まれていることあり。業者清掃がない場合は、清掃当番・ゴミ出し当番あり)。保証金4万円。1ヶ月入居初期費用9万円(短期退去の場合、保証金返還は契約による)、6ヶ月間入居46万円(保証金返還は契約による)。1年間入居88万円(保証金返還は契約による)。 ドミトリー1泊3000円の場合で、1ヶ月間9万円、6ヶ月間54万円、1年間だと109万円超!! 1泊6000円の場合で、1ヶ月間18万円、6ヶ月間108万円、1年間だと219万円!!!
物件の概要
住環境
狭小ワンルームから、豪華分譲マンション、戸建てまで様々。 通常賃貸住宅と同じく、物件の状況は様々だが、基本、生活の場であり、自宅にいるかのように、自分の暮らしが可能。 築古リノベーション物件から、新築の豪華物件まで様々だが、通常、水回りが共用なので、人間関係が煩わしい場合あり。コンセプトにあった人との出会いやイベントが楽しめる場合もあるが、プライバシーが侵害される場合もあり。 ゲストハウスの場合、短期滞在版のシェアハウスと考えることが可能な所もあるが、宿泊に特化したドミトリー形式だと、長期に生活するのは不適。民泊の場合、マンスリーマンションやシェアハウスのような所もあれば、ゲストハウス(簡易宿所)である所もあり、前者だと、生活のための場である側面がある場合もあるが、後者の場合は、生活の場であると言うよりも、基本、寝ることを中心とした宿泊施設。 高級ホテルの豪華なスイートルームだと、貴族のような暮らしが出来るかもしれないが、割安なビジネスホテルの場合は、寝ることを中心とした設備であり、長期間、滞在するのは苦痛に感じることが多いように思われる。リネン交換や清掃はスタッフの手によるので、便利な反面、頻繁にスタッフと顔を合わすことは、面倒に感じることも…。
調理・洗濯 調理器具や洗濯機を自分で購入する必要あり。共用コインランドリー物件あり。 冷蔵庫や電子レンジ、IH調理器、フライパンや鍋、その他調理器具がある場合あり。専用洗濯機がある場合もあり、洗濯物をベランダに干せる場合も…。 通常、キッチンは共用、洗濯機も共用。 マンガ喫茶・健康ランドだと、電子レンジと湯沸かし程度でも、ゲストハウスや民泊によっては、共用のキッチン、洗濯機が利用できる所あり。 通常、自炊不可。ランドリーサービス・コインランドリー。
エアコン・空調 自分で購入しなければならない場合あり。 通常、完備されている。自分が好きなように利用可。 通常、完備されているが、共用部分のエアコンは、自分の好み通りに操作できない場合あり。 通常、完備されているが、部屋のエアコンも、自分の好み通りに設定できない場合あり。 通常、完備されているが、部屋のエアコンも、自分の好み通りに設定できない場合あり。
アメニティー 自分で購入。 運営会社により様々だが、基本、自分で用意する必要がある。 通常、自分で購入。 場所によりけり。 通常、完備されていて便利だが、例えば、歯磨きなど、自分の好みに合わなかったり、粗悪品の場合もある。
住民登録
法人登記
住民登録可能。事務所利用や法人登記の場合は家主の許可が必要な場合が多い。 通常、賃貸マンション・貸家と同じ。長期間、居住する予定の場合は、住民登録可能。事務所利用や法人登記は家主の許可が必要な場合が多い。 通常、住民登録は可能。SOHO型のシェアハウスもあるが、事務所利用・法人登記の可否は物件により異なる。 住民登録・法人登記は不可。 住民登録・法人登記は不可。事務所利用は可能な場合あり。
税金 住居用賃貸マンション・貸家の家賃は消費税非課税。固定資産税は小規模宅地の場合は減税の対象。 マンスリーは賃貸マンション・貸家と同じ住宅扱い。ウィークリーは非住居扱い。 賃貸マンション・貸家と同じ。 消費税10%課税。固定資産税は非住宅として課税。さらに宿泊税・入湯税がかかることも…。 消費税10%課税。固定資産税は非住宅として課税。さらに宿泊税・入湯税がかかることも…。
管理 管理人がいる場合や24時間対応のコールセンターがある場合もあるが、通常は、自分のことは自分で行うのが基本。鍵は自分自身で管理し、鍵を紛失すると、家の中には入れなくなり、自分で開錠師を手配し、鍵交換・シリンダーの交換費用が発生する場合もある。ただし、エアコンや給湯器など備品の故障時は管理会社が修理を手配してくれる。通常、親兄弟、友人を家に招いたり、泊めることが出来る。 通常、賃貸マンション、貸家と同じ。ただし、パーティー禁止、友人の招待・宿泊禁止の所が多い。 管理人との距離が近い場合や、シェアメイト相談できる場合あり。ただし、自分の好き勝手には出来ない場合が多い。共用部分の鍵は、シェアメイトと共有。友人を呼べないこともある。 施設によりけりだが、フロント次第の側面がある。昼間、滞在できない所があったり、連泊が制限される場合もある。 施設によりけりだが、フロントがうっとうしい場合あり。外出時、フロントに鍵を預けることが多いので、鍵の紛失の心配がないが、面倒に思うこともあり。昼間、外出しないと、不審がられることもある。しっかり、管理が出来ていると言える反面、短期滞在を前提にした「おもてなし」「至れり尽くせり」の過剰サービスが多いように思います。


以上のように見てくると、ホテルやゲストハウスは、あくまでも宿泊施設ですので、ベッドを中心とした間取りであり、長期滞在するにあたって、調理器具や洗濯機などの、生活に必要なものは揃っておらず、1週間以上の滞在なら、ウィークリーマンション、1ヶ月程度の短期滞在、半年程度の滞在でしたら、月極の賃貸、マンスリーマンション、マンスリー戸建ての優位性が見てとれるように思われます。

また、1年以上の滞在であっても、当Abcdeflatは、高価な分譲マンションではなく、余計な設備をつけない簡素で安価な賃貸マンションで、ローコストオペレーションを心がけていますので、通常の賃貸に比べても、費用面でも、そんなに遜色がないように思われます。

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